みなさんこんにちは、はーさんです!
海外へ行く際、中国でトランジットをする方も多いですよね!
特に中国の航空会社は飛行機代が安い分、10時間以上の乗り継ぎ時間が発生する場合も沢山あります。
実際2月のスペイン&ポルトガル旅行ではマドリードへのトランジットで北京首都国際空港を利用。その際、初めて10時間空港で過ごしてきました!そこで今回は
・北京首都国際空港ってどんなとこ?
・トランジットの方法や流れを知りたい
・中国ってGoogleやサブスクが見れないって本当?
・トランジットで何を気をつければいい?
という疑問に対して、北京首都国際空港の空港情報、トランジットの流れ、注意点、実際に起きたトラブルなどをご紹介します!
✈︎中国でトランジットを控えている皆さん、ぜひ事前に情報をリサーチしてトランジットも楽しんでください!
2月の長時間トランジット
別記事で詳しく紹介していますが、2月20日(火)〜2月28日(水)の6泊9日でスペイン&ポルトガル旅行に行ってきました!その際の飛行機がこちら↓
北京首都国際空港に18:40に到着し、次の飛行機が出発するのが01:55。乗り継ぎの為7時間15分空港で待機しなければならず、何して過ごそうという感じでした(笑)
一旦中国に入国して市内に出ようかとも考えましたが、事前に調べてもトランジットビザの情報がネットに少なく外に出れるのかも不安…。実際18:40に到着して19:30頃外に出れたとしても、出発2時間前の24:00には帰ってこなければならず、アクセスなどを考えると中途半端な時間ということで、今回は空港で待機することにしました。
もし一度中国に入国しようと考えている方は、「事前にトランジットビザの情報」「空港と市内のアクセス」「出発2時間前に空港へ戻ってこれるだけの時間的余裕があるか」の3点を必ずチェックしてみてください!
北京首都国際空港って?
中国には全部で約275カ所の空港があるそうですが、その中でも北京首都国際空港は北京市に位置する中国最大の空港で、現在の年間利用者数では世界第2の規模を誇ります。因みに1位はアメリカ合衆国ジョージア州にある、ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港だそうです。さすがアメリカは人の移動も世界一ですね!
北京首都国際空港にはターミナルが第1・2・3ターミナルの3つあり、日本航空(JAL)、全日空(ANA)は基本的に第3ターミナルから発着します。因みに今回利用した中国国際航空(CA)は行先によって全てのターミナルから発着しますが、2024年現在第1ターミナルは閉鎖中のようです。
トランジットの流れ
それでは早速、北京首都国際空港第3ターミナルでのトランジットの流れをご紹介します!
因みに全て中国国際航空だったので、大きな荷物を預け直す必要はありませんでした。
- 飛行機から降りる
空港に入るとこんな感じ↓
外国人用の指紋認証機械がずらーーっと並んでます。 - 国際線乗り継ぎカウンターで手続き
人の流れに付いていくとすぐトランジットゲートがあります。ここでは搭乗券をかざして顔写真を撮るだけ!降りてすぐは結構並びますが、10分くらいで通過できました。 - 保安検査
ゲートの中には係員が3〜4人いて、パスポートと搭乗券を見せてカメラの前に立ちます。OKだとパスポートにスタンプが押され、次に手荷物検査に進みます。手荷物は通常通りX線検査へ。身体検査は機械などがなく、台の上に立ち、手に持った金属探知機で検査するタイプでした。もちろん係員は男性、女性両方いましたが、思っているよりしっかりと体を触られます!ここまで触られるのは初めてで思わず笑っちゃいました(笑)
⚠️トラブル①「モバイルバッテリーを没収される」
モバイルバッテリーを手荷物に入れていたんですが、ここで没収されてしましました…。日本からはモバイルバッテリーは手荷物に入れて問題なく、彼のモバイルバッテリーはそのまま通過できたので理由を聞くと、「規格表示の記載がないから」とのこと。後々調べると、「100whを超える」「規格表示(容量の記載)がない」モバイルバッテリーは持ち込み不可のようです!中国で乗り継ぎをする際は上記の場合モバイルバッテリーを没収される可能性がありますので要注意です!
⚠️トラブル②「ライターを没収される」
日本では手荷物に1個まで持ち込みOKなライターですが、中国線では持ち込み不可!ここでライターは没収されますので喫煙者の方は気をつけてください! - 出発ロビーへ到着
保安検査を通過したらもう出発ロビーに到着です!トランジットの手続きは15分くらいで思ったよりスムーズでした!
北京首都国際空港第3ターミナルには何がある?
【第3ターミナルの出発ロビーにあったお店】
・化粧品やたばこの免税店:23:00頃まで営業
・ブランド店:営業してない
・カフェ:コスタコーヒー、スタバは遅くまで営業
・飲食店:ピザハット、ケンタッキーは20:00頃閉店。中国料理店は22:00頃まで営業
・コンビニ:お水が買える程度の小さいお店が営業
⚠️トラブル③「飛行機がディレイしてトランジットが7時間15分→10時間になる」
2月の北京は大寒波で大雪!しかも夜便ということもあり飛行機がほぼ全てディレイしていて、中には欠航便もありました。因みにこの日の外の気温は-4°。私たちの乗る予定だった1:55の飛行機も出発したのはほぼ5:00…。結局出発ロビーで10時間待機することになりましたが、市内に出ていたら大雪で空港に帰って来れなかったかもしれないので結果的に空港に留まって良かったです!冬に行く人は気をつけてください!
あとせっかく中国にきたから美味しいご飯を食べようと思っていましたが、20:00頃閉まるお店も多く、食事の選択肢は少なかったです。中央にインフォメーションセンターがあり、係員は1名待機していました。
また中国国際航空利用の場合、条件を満たせばラウンジも利用できるみたいです。
私たちは対象外でしたが、中国国際航空利用の際は一度調べてみるのがお勧めです!
便利な空港サービス4選
北京首都国際空港で便利だなと感じた4つのサービスご紹介します!
無料のWi-Fiサービス
出発ロビーには数カ所Wi-Fiパスワードを発行できる機械が置いてありました!Wi-Fiを利用する際には、この機械にパスポートをスキャンするだけ。ユーザー名とパスワードが書かれた紙が発行されるので簡単に空港Wi-Fiを利用することができます。無料で利用できるのはありがたいですよね!
充電スタンドが沢山ある
沢山の人が利用する中国の空港。当然ながら充電スタンドが沢山ありました!場所は椅子の間に設置されていることが多く、座りながら充電ができるので、充電スタンドの周りの椅子はちょっとした争奪戦です(笑)離れた場所や下の階のスタンドは比較的空いていました!充電口はUSBタイプだったので、変換プラグの必要もなく便利でした!
無料のお湯・お水サーバー
トイレの出口にお湯・お水の無料サーバーが設置されており、これすごく便利!寒い時にはお湯が飲めるし、開いたペットボトルにお水を給水できたので、お水を買う必要もありません。サーバーには紙コップも設置されているのでペットボトルがなくても大丈夫です!ただこの紙コップ、底が三角形で置いておけない形状になっているので、その場で飲むか手で持つかのどちらかになります(笑)
椅子の多さ
さすが中国!椅子が無くて困ることはありません(笑)椅子もちょっとしたクッション性があるタイプで、肘置きがないフラットタイプが多かったので男性でも足を伸ばして寝ることができました。
トランジットの注意点4選
便利なことも多い北京首都国際空港ですが、不便に感じた4点もご紹介します!
空港禁煙&ライター没収
北京首都国際空港は2024年現在、空港施設が全面禁煙となっています!日本では出発ロビーにもある喫煙室ですが、全く見当たりませんでした。そもそも国際線乗り継ぎカウンターの保安検査時にライターは没収されますので、喫煙者の方は要注意です。
モバイルバッテリー没収
全てのモバイルバッテリーが没収されるわけではありませんが、下記のモバイルバッテリーは没収対象になるようです。
・100whを超えるモバイルバッテリー
・規格表示(容量の記載)がないモバイルバッテリー
今回スーツケースにカメラのバッテリーも入れていましたが、スペインのホテルでスーツケースを開けると紙が入っており、バッテリーが勝手に没収されていました。スーツケースには鍵もかけていたのでびっくり!バッテリー類は没収される可能性がありますので要注意です!
ネットワーク制限
中国ではネットワーク制限があることは有名ですよね。そこで今回はヨーロッパ発の海外eSIM専門オンラインストア「Holafly(オラフライ)」のVPN付きeSimを利用してみました!このeSIM利用については今度別の記事で紹介します。
今回VPN付きのeSimを利用しましたが、それでも結構制限されてるなぁって感じでした(笑)そこで実際に見れたものと見れなかったものをまとめてみました↓
・LINE:普通に日本と連絡取れた、すごく安心
・YouTube:普通に見れるし、プレミアム会員ならダウンロード可能
・インスタ:普通に見れるし投稿もできた
・Google:検索・マップ見れない ※ドライブにダウンロードした資料などはみれる
・TikTok
・U-NEXT:ダウンロードしたのも見れない
・TVer
・DAZN
・WOWOW
・Abema:ダウンロードしたのも見れない
・アマプラ:ダウンロードした動画は見れる
Google検索もできなくて暇だったので、ひたすらYouTubeやインスタを見て過ごしました(笑)初めて知りましたがYouTubeプレミアムだと、中国でも動画をダウンロードできたのでオススメです!
VPNによって視聴可能なネットの種類は変わるので、色々と調べてみてください!
お店の営業時間が短い
前にも記載しましたがお店の営業時間が短く、20:00頃には営業終了というお店が多かったです!なので夜中国へ到着する場合、カフェくらいしか営業しているお店がない可能性があるので気をつけてください!予め日本でパンやおにぎりを買っていってもいいかもしれません。
実際10時間どう過ごしたの?
- まずは出発ロビーを散策!
第3ターミナルは結構広い!途中にトップ画面に載せた宮殿?みたいな建物があったり、見にくいですが中国へきた感を感じられるモニュメントもありました(笑) - 夜ご飯
20:00頃やっていた中国料理のお店で夜ご飯!メニューは沢山あるのにお店の人から4種類から選んでと言われ、残念ながら水餃子や麻婆豆腐は食べられなかったです(笑)
でも中国っぽいご飯は楽しめました!因みにこの麺は1杯900円です。 - 動画を沢山見る!
YouTubeが見れたので、マドリード、バルセロナ、ポルトなどの旅先動画をみたり、お気に入りのユーチューバーの動画をひたすらみてました。これあっという間に時間過ぎるからオススメ! - スキンケア
次の長時間フライトに備えてメイクを落として、トイレで歯磨き!トイレ横のお水サーバーに紙コップのあるので歯磨きするのに便利でした。 - 寝る
夜中ということもあり、体のためにも寝ました。この時にネックピローがあってとてもよかった!バッグを枕にするとちょっと固くて痛いけど、その上にネックピローを置くとすごく快適!椅子も沢山あるし寝る場所には困りませんでした。
こんな感じでなんとか10時間過ごすことができました!
✈︎海外旅行で持っていくのにお勧めな持ち物については、こちらの記事で紹介しています!
最後に
初めての北京首都国際空港での長時間トランジット、やっぱり疲れました!(笑)
モバイルバッテリーが没収されたり、飛行機がディレイしたりと色々なトラブルもありましたが、日本とは違う雰囲気を感じられて面白かったです。次に利用する時は今回の経験を生かして、もっとトランジットを楽しんでいきたいと思います!
中国乗り換えを控えている方は事前に情報を調べて、ぜひ旅行を思いっきり楽しんでください〜✈︎